ソフトバンクがサファテの現役引退を正式発表 右股関節手術からの復活叶わず
昨年10月に「人工股関節置換術」を受けていた
ソフトバンクは30日、デニス・サファテ投手が今季限りで現役を引退すると発表した。右股関節の手術からの復帰を目指していたサファテだが、患部の状態が悪化して昨年10月には人工股関節置換術を受けていた。この日自身のツイッターで引退を表明。球団からも正式に発表された。
2018年に右股関節の修復手術を受けたサファテ。復帰を目指してリハビリに励んでいたが、再び股関節に痛みが出たため米国に帰国し、昨年10月に「右股関節・変形性股関節症の人工股関節置換術」を受けていた。今季もリハビリを続けていたが、復帰は叶わずユニホームを脱ぐことになった。
2011年にオリオールズから広島に入団して初来日すると、2013年には西武でプレーし、2014年からはソフトバンクに加入した。「キング・オブ・クローザー」として絶対的な守護神として君臨。2017年にはNPB最高記録となる54セーブをあげた。ここまで通算234セーブをマークし、外国人クローザーとして初となる250セーブまであと16セーブとしていた。
(Full-Count編集部)