鷹・周東佑京、400万円減の3600万円でサイン 大不振の1年に「悔しいよりも情けない」
「予想していたよりも全然だったのでありがたいと思いました」
ソフトバンクの周東佑京内野手が1日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸4000万円から400万円ダウンの3600万円で来季の契約にサインした(金額は推定)。交渉後には「何もできなかったので契約してもらえるだけで嬉しい。誰がどう見てもダウン。驚くことなく、むしろ予想していたよりも全然だったのでありがたいと思いました」と語った。
周東は今季、開幕スタメンの座を掴んだものの、打撃の調子が上がらずに低迷した。70試合の出場で打率.201、3本塁打5打点、21盗塁の成績に終わり、2年連続となる盗塁王も逃した。苦しんだ1年を「期待してもらったのに、なかなか結果が出なかった。悔しいというよりも情けない思い」と振り返った。
6月には右人差し指の故障、8月末には右肩痛で度々離脱し、9月には右肩関節唇の形成手術を受けた。現在もリハビリ中で「情けないなと思っていました。野球が仕事なのにそれができない。何をやってきたんだろうと思いました」という周東。「怪我をしない体を作っていかないといけない」と決意を口にしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)