11月だけで2465億円!! ロックアウト影響で各球団の支出が史上最高ペース

レイズのワンダー・フランコ【写真:Getty Images】
レイズのワンダー・フランコ【写真:Getty Images】

直近の最高額は2016年の3006億5000万円

 メジャーリーグの今オフ総支出額が史上最高額ペースで動いていることを米メディア「スポルティコ」が伝えている。2日から始まったロックアウトで契約関係はストップしているが「MLB史上最高額の支出がなされるオフシーズンになりそうだ」と指摘している。

 近年は契約が動かないオフが続いていた。だが、今オフはレイズが今季メジャーデビューを果たしたワンダー・フランコと球団記録となる最長12年2億2300万ドル(約257億円)の大型契約を結ぶなど、早い段階での契約が相次いでいる。

 11月だけで全球団の支出総額が21億6000万ドル(約2465億7500万円)となっており、記事ではこれまでの最高額である2012年11月の5億7700万ドル(約659億円)の約4倍となっていることを指摘。さらにオフシーズンの総支出額の2011年~2020年の平均額を今年は11月だけで上回り、直近の最高額である2016年の26億6500万ドル(3006億5000万円)の80%にまで達しているという。

 クレイトン・カーショー、カルロス・コレア、トレバー・ストーリーといった大物FA選手が控えているため、「MLB史上最高額の支出がなされるオフシーズンになりそうだ」と、歴代最高の金額が動く可能性があることを予想している。

(Full-Count編集部)

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