2004年のイチロー氏は“史上最高” マリナーズのベストナインをMLB公式が選出

現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

イチロー氏は2004年にMLB年間最多記録の262安打をマーク

 メジャー通算3089安打を放ったイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)は2001年にマリナーズに入団し、輝かしいキャリアを刻んだ。その中で最も印象深い年といえば、メジャー年間最多記録となる262安打をマークした2004年ではないだろうか。MLB公式サイトは、マリナーズの各ポジションで“最高の1シーズン”を送った選手を紹介。右翼手に“2004年のイチロー”を選んでいる。

 イチロー氏はメジャー1年目の2001年に打率.350、242安打を放ち、ア・リーグ新人王とMVPを受賞した。「しかし、彼の4年目シーズンはそれをも上回った。ジョージ・シスラーが84年間保持していたシーズン最多安打を更新する262安打を放った。そして打率もキャリア最高の.372で首位打者に輝いた」と記事は振り返っている。

 MLB公式が選んだ各ポジションの“最高の1シーズン”を送った選手は以下の通り。

先発投手:ランディ・ジョンソン(1995)=18勝2敗、防御率2.48、294奪三振

救援投手:エドウィン・ディアス(2018)=0勝4敗57セーブ、防御率1.96

捕手:ダン・ウィルソン(1996)=打率.285、18本塁打、83打点

一塁手:アルビン・デービス(1984)=打率.284、27本塁打、116打点

二塁手:ブレット・ブーン(2001)=打率.331、37本塁打、141打点

三塁手:エドガー・マルティネス(1992)=打率.343、18本塁打、73打点

遊撃手:アレックス・ロドリゲス(1996)=打率.358、36本塁打、123打点

左翼手:ラウル・イバネス(2006)=打率.289、33本塁打、123打点

中堅手:ケン・グリフィーJr.(1997)=打率.304、56本塁打、147打点

右翼手:イチロー・スズキ(2004)=打率.372、8本塁打、60打点、36盗塁

指名打者:エドガー・マルティネス(1995)=打率.356、29本塁打、113打点

(Full-Count編集部)

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