上原浩治氏がもたらした“最高の瞬間” 歓喜のシーンがRソックス本拠地の名場面に選出
上原氏は2013年WS第6戦で9回を締め、Rソックスを世界一に導いた
レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークは1912年に開場されたメジャー最古のスタジアム。MLB公式サイトは、歴史ある球場で起きた名場面を回顧し、上原浩治投手が“胴上げ投手”になった2013年10月30日のワールドシリーズ第6戦をその一つに挙げている。
記事は「メジャー最古の球場であるフェンウェイ・パークでは、110年間の歴史の中で歓声と喜びの涙に満ちた、数え切れないほど心に残る瞬間が生まれてきた」と説明。“最高の瞬間”トップ10を選出し、その一つにカージナルスと激突した2013年ワールドシリーズ第6戦をあげた。
2004、2007年にワールドシリーズを制したレッドソックスだが、いずれもビジター球場での決着だった。しかし、2013年は3勝2敗と王手をかけてホームのフェンウェイ・パークに戻ってきた。第6戦は6-1とリードを奪って9回の守備へ。マウンドに上がった上原が3人で退け、1918年ワールドシリーズ以来95年ぶりに本拠地で世界一を決めた。
「プレーオフで素晴らしい活躍を続けてきたコウジ・ウエハラが、マット・カーペンターを三振に仕留め、ファンウェイに強い幸福感が満ち、花火が上がった」と記事は振り返っている。日米通算134勝、128セーブ、104ホールドをマークするなど、偉大な成績を残した上原氏。米国でも、その記憶は鮮明に刻まれている。
(Full-Count編集部)