鷹・谷川原健太、日ハム新庄監督絶賛の強肩披露狙う 来季開幕戦で対戦「肩見せたい」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:代表撮影】

契約更改交渉を行い、300万円増の930万円でサイン

 ソフトバンクの谷川原健太捕手が15日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、300万円増の930万円で来季の契約を結んだ。日本ハムの新庄剛志新監督から今季途中に強肩を絶賛された24歳は「褒めていただいた肩を見せたい」と、開幕戦での“返り討ち”を誓った。(金額は推定)

 今季は1軍デビューを含む59試合に出場した谷川原。プロ初出場初スタメンとなった6月19日の日本ハム戦では2打席目でプロ初安打を初本塁打で飾り、衝撃を与えた。ただ、それ以上にその名を轟かせたのは、4月9日のウエスタン・リーグ広島戦でのプレーだった。

 この試合に右翼で出場していた谷川原は広島・小園の右前打を処理すると、一走・中村奨の三進を阻止しようと驚愕のスローイングを見せた。三塁へ、まさに“矢のような”ダイレクト送球を見せた。判定はセーフだったが、衝撃的な伸びを見せたレーザービームに球場はどよめいた。

 この強肩ぶりに注目したのが、他でもない新庄ビッグボスで、自身のSNSで「久しぶりに特Aの肩を見た」と大絶賛したほどだった。来シーズンの開幕戦はそのビッグボス率いる日本ハムが相手。谷川原は「開幕戦で新庄さんが監督の日本ハムと対戦するんで、開幕スタメンで出て、褒めていただいた肩を見せたい」と意気込んでいた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY