鷹・今宮、現状維持2.9億円でサイン 来季が4年契約最終年「野球人生左右する1年」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・今宮健太【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・今宮健太【写真:代表撮影】

今季は125試合で打率.214「いいところが見つからないくらいダメ」

 ソフトバンクの今宮健太内野手が15日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の2億9000万円でサインした。2019年から減俸のない変動制4年契約を結んでおり、来季はその最終年となる。(金額は推定)

 今季は序盤からふくらはぎの状態が万全ではなく、休養を挟みながらの出場に。10月には左脛骨の骨挫傷で戦線を離脱し、125試合の出場に終わった。打撃も奮わず、打率.214、4本塁打30打点とレギュラー定着後はワーストとも言える数字に終わった。

 交渉後の会見では今季は「歯痒い、悔しい1年だったと思います。打つ方はいいところが見つからないくらいダメなシーズンだった。チームが4位に終わったというのも自分の成績でこうなったと責任を感じている」とコメントした。

 選手会長に就任する来季は、メジャー通算109発の遊撃手フレディ・ガルビス内野手が加入し、定位置争いは激化する。「来季は激しい競争になると思う。今後の野球人生を左右する1年になると言っても過言ではないと思っています」と、並々ならぬ覚悟を示していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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