ダルビッシュ今季初先発で5回途中5失点 5回に打球直撃アクシデント発生
初回に先制2ランを被弾、味方が5回に勝ち越すも守り切れず
カブスのダルビッシュ有投手が3月31日(日本時間4月1日)、敵地でのマーリンズ戦で今季初先発に臨み、4回1/3を投げて1被弾を含む5安打4奪三振4四死球5失点(自責5)で降板した。5-5の同点に追いつかれた。
立ち上がりにいきなり被弾した。初回先頭ブリンソンに死球を当てると、続くディートリッチに1ボール2ストライクから5球目スライダーを右翼席飛び込む先制2ランとされた。後続を3人で抑えると、直後の2回表に味方打線が奮起し、同点に追いついてくれた。ダルビッシュは3回2死まで打者8人を連続凡退とするが、先制弾を浴びたディートリッチに死球。続くカストロはスライダーで空振り三振に斬った。
4回は1死からアンダーソンを四球で歩かせたが、続くメイビンを空振り三振に仕留めると同時に、捕手コントレラスがアンダーソンの二盗を刺す併殺プレーで切り抜けた。
制球が荒れ気味ながらも何とか粘投する右腕に応えるかのように、5回に味方打線が奮起。2死満塁から主砲リゾが右前に走者一掃タイムリーを運び、5-2と勝ち越しに成功した。
だが、直後の5回裏、ダルビッシュにアクシデントが襲い掛かる。先頭ロハスのピッチャー返しがダルビッシュの足を直撃する安打に。マドン監督とトレーナーがマウンドを訪れ、状態を確認したが続投。次打者ホラデーに四球、テリスに右前打で無死満塁とすると、ブリンソンに中堅にタイムリーを運ばれて1失点。なおも1死満塁でカストロに左翼へ2点タイムリーを許し、同点に追いつかれたところで102球(59ストライク)を投げ、マウンドを下りた。
ダルビッシュは2走者を残して降板したが、2番手ダンシングが好救援し、さらなる失点を防いだ。
(Full-Count編集部)