イチロー氏「なんかね、泣くわ。WBC以来じゃない?」 足つりながらも17K完封に拍手
女子高校選抜に相手に最速135キロ、4安打無失点の快投
マリナーズのイチロー氏(会長付き特別補佐兼インストラクター)が結成した草野球チーム「KOBE CHIBEN」が18日、ほっと神戸で女子高校硬式野球選抜チームとエキシビションマッチを行った。足がつりながらも最後まで1人で投げ切ったイチロー氏には、スタンドから拍手が送られ「久しぶりにこんな気持ちになった。なんかね、泣くわ。こんなのいつ以来かな? 本当にWBC以来じゃない?」とコメントした。
この日、「9番・投手」でスタメン出場したイチロー氏。8回には何度も足がつり試合がストップする場面もあったが、4安打17奪三振の完封。女子選手相手にも一切手加減することなく、最速135キロを投げ込んだ。
足がつる珍しい場面には「初めてです。寒さが大きかったかな。力の入り方も普段とは違ったのでね」とし、女子野球との交流には「女の子の熱は男に全然負けてないね。たぶんここにいる子たちはきっと男子よりそういう思いも強い子が多いだろうから。本当に僕も負けたくなかった」と語っていた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)