子どもの興味を引きつける“魔法のコーチング”　元メジャー選手の指導が「上手すぎ」

元ソフトバンク川崎宗則の指導「飽きずに集中して野球させる方法が上手い」

　子どもたちを教える際、いかに興味をそそるかも指導者にとっては腕の見せ所。元ソフトバンクの川崎宗則内野手は、そのお手本とも言えるような指導を示している。目を輝かせて食い入るように見る少年たちの姿に「心を掴みつつ、教え方まで上手すぎだろ」との声が寄せられている。

　自身のYouTubeチャンネルで公開している「子どもの才能が伸びるツボ!!　ムネリン魔法のコーチング」と題した動画。子どもたちにゴロ捕球からまでのプレーを見せる時には、手加減なしのプロの技術を披露。さらにカメラを意識するようにも言い「これが給料もらうっちゅうことなんよ！　もらってないか」と冗談を交えながら笑わせた。アクロバティックなプレーも見せ、子どもたちからは「やばー！」との歓声も上がっていた。

　細かい技術論は全く言わず、ただ捕って投げる動作だけを徹底。「これ以外のことあるの？　コツは？　何もない。こういう風にやってくれればいいよ」と単純明快だった。まず遊び感覚で楽しむことから始める指導に、動画のコメント欄には「子どもたちが飽きずに集中して野球させる方法が上手いですね」との声もあった。