オリ吉田正が4億円で更改、背番号「7」の経緯は? 主な一問一答「最初は51番を(笑)」
アップ額で買いたいものは?「まだ宇宙に行くにはお金貯めないといけないので」
オリックスの吉田正尚外野手が22日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円増の年俸4億円プラス出来高で更改した(金額は推定)。背番号は来季から「34」から「7」に変更になり、8日に神戸市内の病院で「両足関節鏡視下三角骨摘出手術」を行ったことも発表された。会見の主な一問一答は以下の通り。
――サインは?
「サインしました。諸々、出来高も含めちょっと上げてもらいました」
――アップした額で買いたいものは?
「いや、買いたいもの……。そんなあれですが、まだ宇宙に行くにはお金貯めないといけないので(笑)。まだまだ、何が起きるか分からないので」
――球団との話合いは?
「これから常勝軍団を作らないといけないのでファームの状況など、よりよい環境を作れればと」
――改めて25年ぶりの優勝、チームの良かったところは?
「勝っていって自信もつけていった。先輩方が良い雰囲気を作ってくれた。若手が失敗を恐れない雰囲気を首脳陣を含め作ってくれた。ポジティブに野球に向き合えた」
――2年連続首位打者など個人成績は?
「離脱もあったし、全試合を目標にしていた数字だったがそこが途切れた。納得はやっぱりできない、1年間最後まで戦い抜きたい。防げる怪我だった」
――1年を振り返った
「簡単にまとめるとタフな1年。色々あったなと」
――自主トレは独立して行う
「僕自身も初めて独立して。今までたくさんの先輩方から指導も受けた。そろそろ独立していこうかなと。自チームから何人か一緒に行きたいなと思っていた。同じタイプというか右投げ左打ちで若くてといったら来田選手、佐野選手。そういう話はした。『すぐ行きたい』ということだった」
――背番号7に変更となった、このタイミングで
「最初は51番を……ウソウソ(笑)。最初はハーパー選手、オルティス選手が付けていて日本の野手で34番はないから良いかなと付けて本当に愛着ある番号。球団の歴史として7番は大事にしてきた番号。前に付けていたのは糸井先輩、もちろん連絡して凄く喜んでくれた。戻ろうとしてるか分からないけど『7番空いてる』と言って(笑)。僕が先に付けますと。あと長女も7月7日の誕生日で自分も生まれつきが7月で。3+4で7とか。色々7で考えながら、本当に悩んだというか34の愛着もあったので。自分でパッと決めた。一つまた新しい、今年は怪我もありましたし自分自身をもう一度見つめ直してパ・リーグ連覇に貢献できれば」
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)