DeNA今永昇太、現状維持の1億円でサイン「5勝しかしていない投手が…」
今季は開幕に出遅れ、19試合に登板して5勝5敗、防御率3.08
DeNAの今永昇太投手が22日、横浜スタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円でサインした。交渉後の会見では「5勝しかしていない投手がもらえる金額ではない。責任感が生まれたのも事実」と語った。(金額は推定)
2019年と2020年に開幕投手を務めたエースは、昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けた。今季、開幕には出遅れたものの、5月23日のヤクルト戦で1軍に復帰すると、そこから19試合に登板して5勝5敗、防御率3.08の成績をマークした。チーム最多の120イニングを投げ「投げていくにつれて周りから“手術明け”という見方をされなくなったことがよかった」と口にした。
選手会長も務めているが、「他の選手との契約を見ても、本当に来年は勝たないといけない、あとは選手がやるだけという気持ちに全員がなっている」と球団側の評価に感謝していた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)