前田健太、2022年型グラブは「亀の甲羅」に 独特ウェブに込めた思いとは?
トミー・ジョン手術のリハビリ中で「亀のようにじっくり進んでいきたい」
ツインズの前田健太投手が7日、都内で行われた「2022年使用グラブ発表会」に参加し、今季使用するグラブがお披露目された。斬新さと温故知新をテーマに作製されたグラブは黒と赤の配色に。ウェブ部分は「亀の甲羅」を連想させるデザインとなった。
現在、昨年9月に受けた右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)からの復帰を目指してリハビリ中の前田。ウェブ部分は前田の意向で「亀」に。そこに込められた思いについて「今年はリハビリからスタートするので、いろんな人から『焦るな』と言われているので、亀のようにじっくり進んでいきたい、と。ウェブを見て『焦らない』『ゆっくり進んでいく』と思えるようにお願いした」と明かした。
リハビリは順調に進んでいる。まだボールは投げられてはいないものの、2月のスプリングトレーニング中にはキャッチボールを開始する予定という。「まだ2022年に復帰できないと決まったわけではない。戻れても9月くらいですけど、戻る可能性はゼロじゃない。最後くらいを目指しながら、ダメでも落ち込むことはないですけど、今年最後に戻れたらベストかなと思っています」と、今季中の復帰を目指していくつもりだ。