新庄監督“ムチャ振り”に、キャンプ中継局が一発回答 「BIGBOSSカメラ」設置へ
「選手が注目してもらえる企画考えて」と宿題を出されていた
日本ハムの新庄剛志監督の“ムチャ振り”に、2月1日からの春季キャンプを連日生中継する「GAORA SPORTS」が一発回答だ。9日の新人合同自主トレの際、新庄監督に「選手がもっと注目してもらえて、ファンが喜ぶような企画を何か考えてくださいよ」と宿題を出されていた。この度、回答を動画にまとめ「ゴ~ンヌ」の名セリフで知られるスポーツアンカーの近藤祐司氏が解説している。
新庄監督からGAORAへの要望は「選手の顔と名前と背番号を一致させてほしい」という点だ。これに対して同局は、キャンプ生中継冒頭の1時間を、自社のYouTubeチャンネルで全世界に向け配信するという太っ腹な回答を用意した。
さらに、新庄監督を追い続ける「BIGBOSS」カメラを投入する。ただ新庄監督は小さな画面で画面に登場させ、あくまでもメインで追い続けるのは選手だという。新庄監督がどの選手を見て、どのようなリアクションを取っているのかもすぐにわかる。新庄監督目当てのファンにも、選手を覚えてもらおうというプランだ。さらに3つ目の企画として、昼時間帯の1時間を、選手の名前や人となりを紹介する時間に充てるという。
GAORAは21日午後5時から、札幌で行われる日本ハムの新ユニホーム発表会見も生中継予定。この際に新庄監督にこの回答をぶつけるという。新庄監督はこの回答に納得するのか、あるいはさらなる要求が飛び出すのか、注目だ。