西武本拠地、今季から「ベルーナドーム」に改称 辻監督「変わらなければいけない年」
2017年3月から5年間の名称「メットライフドーム」は3月にお別れ
西武は17日、埼玉県所沢市内で会見を開き、本拠地メットライフドームの名称を3月から「ベルーナドーム」に変更すると発表した。通信販売の「株式会社ベルーナ」(本社・埼玉県上尾市)が2027年2月末まで5年間、ネーミングライツ(命名権)を取得した。会見には奥村剛球団社長、辻発彦監督、主将の源田壮亮内野手、ベルーナの安野清社長らが出席した。
西武の本拠地球場は、屋根のない西武ライオンズ球場として1979年4月に開場。1997年から屋根の架設工事が始まり、1998年から西武ドームとなった。その後はインボイスSEIBUドーム、グッドウィルドームと変遷し、いったん西武ドームに戻った後、西武プリンスドームに。2017年3月から今年2月末までの5年間は、メットライフ生命保険株式会社が命名権を取得していた。
会見に出席した辻監督は「昨年最下位となり、大きく変わらなければならない大事な年に“ベルーナドーム元年”を迎える。ベルーナと一緒に戦っていきたい」と巻き返しを誓い、源田も「ファンの方々に足を運んでいただきたいですし、べるーにゃ(猫をモチーフにしたベルーナのマスコット)にもたくさんドームに来てほしい」と語っていた。