水島新司さんが遺した1枚にファン「国宝級ですね」 元広島・高橋氏の“盗塁”描く
高橋慶彦氏が自身のイラストと共に哀悼の意
「ドカベン」「あぶさん」などの野球漫画の作者として知られる水島新司さんが10日、肺炎のため82歳で亡くなったことが17日、明らかになった。広島などでプレーした高橋慶彦氏は自身のツイッターに、水島さん作のイラストを添えて追悼の意を示し、ファンもこれに「国宝級ですね!」などと反応している。
高橋氏は17日「漫画家の水島新司先生がお亡くなりになりました。野球漫画の巨匠、水島先生の漫画を読んで多くの野球少年が夢を抱いたと思います。長い間お疲れさまでした。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。心より御冥福をお祈りします」とツイート。ともにアップされたイラストには俊足巧打が売りだった高橋氏がベースを“盗んで”いる姿がコミカルに描かれている。
高橋氏の特徴をうまく表した1枚にはファンも「今のカープ選手も描いて欲しかったですね」「めちゃめちゃ絵が上手い」「慶彦さんを見事に表現した素晴らしい作品」と次々に反応した。水島氏は自身の作品の中に数々の実在の人物を登場させており、ほかにも元西武の松坂大輔投手らが作品との思い出をツイート。球界全体に惜しむ声が広がっている。
(Full-Count編集部)