韓国プロ野球で“エンゼルス風”ユニホームが登場 大胆チェンジにファンは賛否両論
伝統のサードユニホーム変更を残念がる声も
韓国プロ野球のSSGランダースが19日、今季から使用する新ユニホームを公開した。昨オフ買収したSKワイバーンズから引き継いだ赤、白主体のチームカラーはそのままだが、全体の色使いや“棘付き”のロゴや背番号の書体が大リーグ・エンゼルス風。ファンからは「エンゼルスと同じじゃん。カッコいい」などと好意的な反応とともに、伝統のサードユニホームを変更したことへの批判も集まっている。
SSGは球団公式インスタグラムでホーム、ビジター、サードという3種のユニホームを公開した。ホームは白地、ビジターは上衣が赤、パンツが白。そして胸に本拠地の「INCHEON」と入ったサードユニホームは上下ともグレー地で、エンゼルスのビジター用に似ている。
SSGが昨季使用したサードユニホームは「仁川軍ユニホーム」と呼ばれ、白地に胸マークは黒で「INCHEON」と入ったシンプルなものだった。1947年に全国大会で優勝した「仁川軍」のユニホームをモチーフにしたもので、SKが2005年の「韓国野球100周年」に併せて初採用。近年は週末の試合で着用されることが多かった。ファンからはこのユニホームを変更したことに「仁川軍はどこに行ったの?」と残念がる声も多く集まっている。
SSGには昨季広島でプレーしたケビン・クロン内野手や、元ヤクルトで今季から外野手に再転向するハ・ジェフン(ヤクルトでの登録名はジェフン)といった日本プロ野球経験者も在籍。大リーグのレンジャーズなどで活躍したチュ・シンス外野手も昨季から所属している。