東京ドーム通算安打数トップ10は? 坂本勇人は1位浮上&初“大台”射程圏
阿部慎之助の969安打に10本差と迫っている
巨人の主将を務める坂本勇人内野手は今季で16年目を迎える。2020年には2000安打を達成した好打者は、本拠地・東京ドームでの通算安打数1位が迫っている。また初の“大台”も見えている。ここでは東京ドームの個人通算安打数トップ10を見ていく。
現在の王者は阿部慎之助の969安打。4番として長くチームを支えた阿部は、本塁打、安打、打点で“3冠”を走っている。しかし2位の坂本が959安打とわずか10本差。プロ2年目の2008年から14年連続100安打以上を放っている背番号6ならば、早い段階でトップに躍り出るだろう。また初の1000安打も残り「41」とこちらも射程圏。記録を伸ばしてくれそうだ。
現役でもう1人ランクインしているのが長野久義だ。589安打は9位。2018年まで在籍した巨人で576安打、移籍後の広島で13安打を積み上げた。昨年はキャリア最少の71試合出場にとどまり、東京ドームではわずか2安打。年々出場機会は減っているが、かつての本拠地で「H」ランプを灯せるだろうか。
1988年4月8日に公式戦を初開催してから3214試合が繰り広げられた東京ドーム。高橋由伸や松井秀喜ら数多くの選手が躍動した地で、今季生まれる記録にも注目が集まる。