現役選手は2人、“伝説3本柱”に日本ハム勢も… 東京ドーム通算勝利数TOP10は?

巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(左)と菅野智之【写真:荒川祐史】
巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(左)と菅野智之【写真:荒川祐史】

日本ハムは札幌移転前年の2003年まで本拠地として

 巨人の本拠地・東京ドーム。奪冠を目指す今季の戦いは3月25日、中日を迎えて幕を開ける。1988年の開場以来、数々の名勝負が繰り広げられてきたこの地での、個人通算勝利数トップ10を見ていく。(敬称略)

 1位に君臨するのは斎藤雅樹の78勝。「平成の大エース」と呼ばれ、1989年から2年連続で20勝を挙げた。2位の桑田真澄(70勝)、6位の槙原寛己(51勝)とともに3本柱を形成した。1990年代の巨人を支えた最強トリオが揃ってランクインしているのは納得の結果だろう。また新人だった1999年にいきなり20勝をマークするなどタイトルを総なめにした上原浩治は57勝で4位に入っている。

 現役では2人の選手がトップ10入りした。3位の内海哲也は、2003年ドラフト自由枠で入団し、2020年に西武に移籍するまで過ごした巨人時代に65勝を積み上げた。現在のエース菅野智之は53勝で5位。こちらはどこまで数字を上げていくかにも注目だ。

 一方、札幌ドームに移る前年の2003年まで本拠地として使用していた日本ハム勢も忘れてはならない。「トレンディエース」と呼ばれた西崎幸広、5度の開幕投手を務めた岩本勉も名を連ねている。

【表】“3本柱”ら各世代のエースが名を連ねる 東京ドームの通算勝利数トップ10

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