混乱続くマーリンズに衝撃プランのススメ 次期監督候補にAロッド!?
ESPNの名物コラムニストが仰天計画を披露
監督交代やコーチ人事で混迷を深めているマーリンズの次期監督にヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手を推薦する仰天計画が提案されている。ESPNの名物コラムニスト、バスター・オルニー記者が「マーリンズは次期監督にAロッド招聘の可能性を模索すべきだ」との見出しで特集した。
イチロー外野手が所属するマーリンズのオーナー、ジェフリー・ローリア氏には、人件費の高い主力を大量放出するファイヤーセールや、監督を次々に交代させてきた過去がある。
今季は、手腕に定評のあったマイク・レドモンド監督を16勝22敗の時点で更迭し、30年前に高校チームを指導しただけというダン・ジェニングス前GMを新監督に任命。フロントから現場に転身することがそもそも異例だったが、指導者としての実績が皆無に近いジェニングス新監督の就任はメジャーに大きな波紋を広げている。
そして、物議を醸した人事の後の成績は2勝8敗。就任後の勝率はわずか2割で、現在ナ・リーグ東地区最下位に沈んでおり、レドモンド政権時以上の苦境に直面している。
「最終的にマイアミ・マーリンズのオーナーのジェフリー・ローリアは、先週まで指導経験のなかったダン・ジェニングスの監督招聘という実験に飽きることだろう」
特集では、フロントとして名物オーナーの絶対的な信頼を手にしてきたGM監督も、早晩その座を追われると分析。ジェニングス政権でV字回復を成し遂げたとしても、新監督はやってくるという。
「ローリアはそれでも監督を変えるだろう。古い名言にあるように、この世で避けて通れないものは死、税金、そして、マイアミの新監督だ」
このように、人生で逃れられないものの1つにマーリンズの監督交代を挙げている。それほど、名物オーナーには忍耐力がないということのようだ。
特集では、早くも次期監督候補を占い、刺激的な名前を挙げている。
「次にローリアが変革を考えるなら、2015年終了時点までこの話は起きないだろうが、真剣に検討すべき名前がある。アレックス・ロドリゲスだ」