強烈インパクト与えた大谷翔平 米解説者の目「大きな扉を開くかもしれない」

3試合で打率.429、2本塁打、5打点と最高の滑り出しとなった大谷翔平【写真:Getty Images】
3試合で打率.429、2本塁打、5打点と最高の滑り出しとなった大谷翔平【写真:Getty Images】

132勝グビザー氏に聞く二刀流右腕のインパクト

 エンゼルスの大谷翔平が4日(日本時間5日)の本拠地インディアンス戦で2戦連発となる同点2ランを放った。この日は5打数2安打2打点の活躍でチームの3-2の勝利に貢献。投手として初登板初勝利、野手では3試合で打率.429、2本塁打、5打点と最高の滑り出しとなっている。

 オープン戦の不振から一転、開幕直後から強烈な輝きを放っている二刀流右腕。現地メディアも批判的な声は掻き消え、賛辞が贈られている。大谷の活躍を米国の専門家はどう見ているのか。現役時代、ロイヤルズなどで132勝を挙げ、現在、米フォックススポーツで解説を務めるマーク・グビザー氏に話を聞いた。

――大谷のここ数試合での強烈なインパクトについてどう思いますか?

「オオタニは国際的にインパクトを残したし、彼の笑顔を見るとこちらもワクワクするよ」

――日本ではその能力は誰もが認めるところでしたが、アメリカにもそれを知らしめた?

「スプリングトレーニングではみんなが彼に懐疑的な視線を向けていた。しかし、いざシーズンが始まってみると、先発で白星を挙げ、ベーブ・ルース以来の記録も打ち立てた。そもそもベーブ・ルースと比べられること自体がアメージングだからね」

「二刀流として」大きな扉開く可能性

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