マネーボール“申し子”ジアンビ弟が47歳で死去 米メディア追悼「伝説は死なない」
兄は通算440本塁打のジェイソン・ジアンビ、アスレチックスで2シーズン共にプレーした
元アスレチックス外野手のジェレミー・ジアンビ氏が米カリフォルニア州の実家で亡くなったと地元紙サンフランシスコ・クロニクルのジャイアンツ番スーザン・スラッサー記者が伝えた。47歳だった。
ジアンビは1998年にロイヤルズでメジャーデビュー。2000年からアスレチックスでプレーし、01年には124試合、打率.283、出塁率.391、12本塁打、57打点を記録した。通算440本塁打を誇る兄のジェイソン・ジアンビとは2000年からアスレチックスで2シーズン共にプレー。2002年途中からフィリーズ、2003年はレッドソックスでプレーした。メジャー6年間で通算510試合出場して打率.263、出塁率.377、52本塁打、209打点。
人気映画「マネーボール」ではセイバーメトリクスの申し子として選球眼に優れた粘り強い打者として描かれている。米メディア「KSDKニュース」のコラムニスト、ダン・バッファ氏は「とても悲しい。ジェレミー・ジアンビが47歳で亡くなった。マネーボールの伝説は決して死なない」とツイートした。
(Full-Count編集部)