DeNA牧、継続と変化で“ジンクス”関係なし 三浦監督「貫禄。2年目と思ってない」

DeNA・牧秀悟【写真:町田利衣】
DeNA・牧秀悟【写真:町田利衣】

広島との練習試合で途中出場し2打数2安打3打点

 DeNAの牧秀悟内野手が22日、広島との練習試合で1軍合流後初打席初アーチを放った。新型コロナウイルスに感染した影響で出遅れていたが、2打数2安打3打点と全快をアピール。継続と変化で、2年目も死角は見当たらない。

 三浦監督の言葉がすべてを物語っていた。「貫禄あるよね。2年目と思ってないです。それくらいの風格を出してくれてますから」。この日1軍に合流して試合はベンチスタートだったが、5回無死一、二塁から代打で登場すると、大道のスライダーを逆方向の右翼ポール際へ。さらに7回2死では中崎に2球で追い込まれながら粘り、最後は150キロの直球を左前へ運んだ。

 今キャンプでは「強く打つ」をテーマに取り組んできた。そのために大切なのは下半身の力を伝えること。自主トレから鍛え上げた下半身でしっかりとバットに力を乗せた。

“2年目のジンクス”への不安を感じさせない。そこには牧の変わらない姿勢がある。「1球で仕留めることにこだわっている」。中央大時代、打てなくなった時期から強く意識し始め、プロに入っても貫いてきた。それが新人ながらリーグ3位の打率.314で新人特別賞に輝く昨季の活躍の礎にもなった。

 一方で、変化もあった。1月に合同自主トレを行った大和を参考に、朝の時間の使い方を工夫。プロで17年目を迎えた身近な先輩に大いに刺激を受け「体が疲れているときにメニューとか変えていると聞いた。自分も今年から朝の時間を大切にしようと思っています」とストレッチの時間などを増やしている。

 打席数も少なく「まだまだだと思います」と牧は表情を引き締めるが、三浦監督は「昨年もあれだけの成績を残していますし、打線の軸の1人になるのは間違いない」と全幅の信頼を寄せる。宮崎、ソト、オースティンらが並ぶ強力打線の中で、今年も大きな存在感を放ってくれそうだ。

(町田利衣 / Rie Machida)

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