労使交渉は日付またぎ15時間経過 通常開幕へ“デッドライン”に凌ぎ合いも妥結至らず
米記者は「合意に至るまでスタジアムに残って話し続ける」
メジャーリーグの新労使協定を巡る機構と選手会の交渉が28日(日本時間3月1日)、米フロリダ州ジュピターで8日連続で行われた。3月31日(同4月1日)に通常通り開幕するための“デッドライン”とあって、難航する交渉は日付をまたぎ、すでに15時間が経過した。
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はツイッターで「最低年俸、ボーナスプール、ぜいたく税について今日、MLB機構から選手会側に寄った動きがあった。現時点では合意に至るにはまだ十分ではない」と説明。「しかし、もしある程度まで近づけば、デッドラインを1日延ばして、明日も交渉を続ける可能性がある」と“延期”も示唆している。
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「現在のプランは、合意に至るまでスタジアムに残って話し続ける、ということだ。これを終わらせようという決意は存在している」と“決着”に向けての動きを明かした。
(Full-Count編集部)