手術明けの西武・平良が早期復帰へ思い明かす すでに150キロ「昨年よりいい成績を」

西武・平良海馬【写真:荒川祐史】
西武・平良海馬【写真:荒川祐史】

昨年は開幕から39試合連続無失点の日本記録を樹立

 西武の守護神が順調に調整を進めている。平良海馬投手は昨年末に右足首の手術を受け、キャンプはB班(2軍)で送った。ただ2月下旬から投球練習を開始、3日にも変化球を交えて52球を投げ、すでに150キロを計時するほどだ。「早く試合に復帰して、昨年よりいい成績を残せるように調整していきたい」と決意を口にした。

 平良は「(打者が)立っているのを想定しながら投げました。これからまた実戦などで投げていくことになると思いますが。打者が実際に立った時に投げる肩やひじの状態を確認していきたいです」と復帰までの調整プランを明かす。さらに「焦らずに自分の状態を上げていきたい。悪化して遅れることが無いようにやっていく」と、自身の体の状態を最優先にしているとした。

 昨季は開幕から39試合連続無失点のプロ野球記録を達成する大活躍。6月以降はクローザーに定着し、62試合に投げ3勝4敗20セーブ、21ホールド、防御率0.90の好成績を残した。チームの最下位脱出には欠かせない存在で、ファンも復帰を待っている。

(Full-Count編集部)

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