ロッテ佐々木朗希は米記者らにも衝撃与える 160キロ超え連発に「現実離れ」
5日のソフトバンク戦で最速163キロで5回無失点に抑えた佐々木朗希
■ソフトバンク 1ー0 ロッテ(オープン戦・5日・PayPayドーム)
5日に敵地PayPayドームで行われたソフトバンク戦で5回無失点と好投したロッテの佐々木朗希投手。160キロを超える真っ直ぐを連発し、ソフトバンク打線をわずか2安打に抑え、9つの三振を奪う圧倒的な投球を披露した。
オープン戦初登板となった佐々木朗は立ち上がりから160キロ台を連発。先頭の牧原大に対して162キロを計測するなど初回を3者凡退に封じた。2回には中村晃を空振り三振に仕留めたストレートがこの日最速の163キロを記録。5回までに9個の三振を奪い、160キロを超えたストレートが実に23球もあった。
弱冠20歳とまだ若い佐々木朗だが、すでに日本球界でも最高クラスの投手と言って過言ではないだろう。その存在は遠く海を渡ったアメリカでも知られる存在となっている。この日の投球に早速、米記者らが反応。野球専門の米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」のルーカス・アポストレリス記者は自身のツイッターで「ロウキ・ササキの初球(160キロ)。2球目は161キロ。直球の3球目は162キロ。分かった、この辺にしておこう」と綴った。
また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」や米データサイト「ファングラフス」で記者を務めていたキム・スンミン氏は「ロウキ・ササキの2回までの直球は99~100マイル(約159.3キロ~160.9キロ)となっている。とにかく現実離れしている」と驚きを隠せない様子。まだ3年目の佐々木朗だが、早くもアメリカからの熱視線を浴びている。
(Full-Count編集部)