プロ12年目の覚醒なるか? 中日の元鷹ドラ1、内角捌く豪快3ランが「松中みたい」

中日・山下斐紹【写真:福谷佑介】
中日・山下斐紹【写真:福谷佑介】

5日のヤクルト戦で右翼スタンドへ3ランを放った山下

■中日 5ー1 ヤクルト(オープン戦・5日・バンテリンドーム)

 中日に楽しみな左の大砲候補が出現した。プロ12年目を迎える山下斐紹捕手。5日に本拠地バンテリンドームで行われたヤクルトのオープン戦で右翼スタンドへ3ラン。内角球を捌いた一打にファンからは「松中みたいだな」との声も上がった。

 2010年のドラフト1位で習志野高からソフトバンクに入団した山下は2017年オフにトレードで楽天へ移籍。だが、1軍に定着することはできずに、2020年オフに戦力外通告を受けた。中日には2021年に育成選手で入団。昨季途中に支配下登録されたものの、1軍出場は5試合に終わっていた。

 ソフトバンク時代から打撃センスを高く評価されていた山下。今季から就任した立浪和義監督にも打撃面を買われ、期待を寄せられている。この日はヤクルトの石山が投じた内角の変化球を捌き、右翼スタンドまで運んだ。

 渾身の一発を放つ姿は古巣ソフトバンクの先輩である“平成の三冠王”松中信彦氏を彷彿。この一打を紹介した「DAZN(ダ・ゾーン)」公式ツイッターには、ファンから「松中みたいだな」「フォロースルーが松中なんよ」「これを戦力外にする球団があるらしい」「12年目でついに打撃開花の予感」との声が寄せられていた。

【実際の動画】内角捌く姿が「松中みたい」 ファンも注目した中日・山下斐紹の3ラン映像

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