巨人ドラ1は最速158キロ、西武と阪神の左腕はローテへ前進 開幕1軍狙う新人投手
巨人の大勢は150キロ代後半を連発する球速で注目
オープン戦も各球団日程の1/3程度を終了したところで、新人投手の活躍が目立っている。巨人のドラフト1位、大勢投手(本名:翁田大勢、関西国際大)は6日の日本ハムとのオープン戦で自己最速を更新する時速158キロをマークした。
大勢は3日の西武戦でも155キロを記録していた。6日の試合では1回を無安打無失点。155キロを超える直球を連発した。
同じ巨人の赤星優志投手(日大)も、オープン戦2試合に投げて防御率1.50。6日の日本ハム戦では2番手で3回を投げ1失点。5回に今川優馬外野手に初めて本塁打を浴びたものの、直後の6回には3者凡退でしっかりやり返してみせた。
4球団競合の末、1位指名で西武に入団した隅田知一郎投手(西日本工大)は5日の広島戦に先発、5回を2安打無失点、6奪三振と好投した。2位指名の佐藤隼輔投手(筑波大)がその後4回を投げ1失点でセーブを挙げている。
阪神のドラフト3位左腕、桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大)も6日の楽天戦で先発デビュー、4回を1安打無失点と好投し、開幕1軍入りへアピールしている。
目玉不在と言われた昨秋のドラフトも、実は“無印良品”の宝庫だったのかもしれない。何人が開幕1軍切符をつかめるのか注目だ。