投球モーション中に打者に“バイバイ” 大胆行為に賛否両論「楽しんでいる」「最低」
打者3人から9球で3三振を奪う完璧な投球を見せた
エンターテインメントか、侮辱か――。メジャーリーグの“有望株”とされている高校生投手の動きが物議を醸している。ワインドアップ中に打者に対して“バイバイ”と顔付近で右手を振る。この動画が公開されると、「彼の大胆さが最高」「最低の行為」と賛否両方のコメントが入り乱れた。
米USAトゥデイ紙のスポーツサイト「フォー・ザ・ウィン」は「高校生投手が、ワインドアップ中に打者に“グッバイ”と手を振った」との見出しで紹介。身長201センチ、体重109キロを誇るサム・コザートは現在アメリカの高校1年生で、卒業後はミシシッピ州立大でプレーすることが決まっているという。
手を振った行為に注目が集まっているが、これは打者3人を9球で3三振と完璧に封じたときに起こったことだった。
映像をアップした世界最大の野球スカウティングサービスのスカウト部門「Perfect Game Scout」のツイッターには様々な声が。「楽しむことと侮辱することを混同してる」「野球はこんなことしていいスポーツじゃない。彼もいつか学ぶだろう」というネガティブな意見から、「彼はただ楽しんでいるだけ」「エネルギッシュなだけ」「彼が好きなようにプレーさせろ」「彼は実際に完璧な投球をしているんだから」といったポジティブな意見も多く寄せられた。