ダルビッシュ6回9K1失点の快投を指揮官絶賛「これが期待していた姿」
女房役コントレラス「スライダーがよかった」
7日(日本時間8日)に敵地ブルワーズ戦に先発し、6回を1被弾を含む2安打9奪三振1四球1失点(自責1)と快投したカブスのダルビッシュ有投手。チームは勝利したものの、同点で降板したため今季初勝利はならず。だが、チームを勝利につなぐ投球に、マドン監督は「これが我々がオフに獲得した際に期待していた姿だ」と目を細めた。
今季2度目の先発となったダルビッシュは、初回に四球を与えたものの3回を投げ終えるまで1本も安打を許さなかった。だが、4回に先頭で迎えたテームズに、フルカウントからの6球目スライダーを右翼2階席に運ばれ、1点を先制された。
それでも崩れることなく、5回、6回と3者連続凡退。ブライアントの同点ソロで追いついた直後の7回に代打を送られて降板したが、打者21人のうち18人に対して初球ストライクを奪うなど、終始投手有利なカウントで試合を進めた。
毎回の9奪三振を記録するなど圧倒的な投球に、マドン監督は「すばらしい試合だった。ストライクを先行させていたし、全てのボールがよかった。これが我々がオフに獲得した際に期待していた姿だ」とご満悦の様子。女房役のコントレラスは「スライダーがよかった。前回よりも落ち着いていたし、しっかりと制球できていた」と称えた。
この日は自身に勝利は付かなかったものの、次回につながる内容となった。
(Full-Count編集部)