支配下復帰の巨人・堀田賢慎はロマンの塊 TJ手術経て最速155キロ、OP戦で5回無失点
右肘手術から昨夏復帰、今春キャンプで1軍に抜擢されアピールを続けた
巨人は11日、育成の堀田賢慎投手、鍬原拓也投手、増田陸内野手と支配下選手契約を結んだことを発表した。2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受けて育成契約に。キャンプ、オープン戦でアピールを続け、晴れて支配下に復帰した。
堀田は青森山田高からドラ1で巨人に入団したが、1年目の2020年4月にトミー・ジョン手術を受け、同年オフに育成契約。背番号は「32」から「032」となった。しかし、地道なリハビリが実を結び、昨年8月31日に慶大とのプロ・アマ交流戦で実戦初登板。その後も順調に歩を進め、最大の武器である速球の球速は155キロに達した。
入団3年目を迎えた今年の春季キャンプは1軍スタート。2月11日の紅白戦で1回無安打無失点の好投を見せると、球団は公式YouTubeチャンネルで「新星、現る。」と題した動画を投稿したオープン戦でもここまで2試合5回を投げて2安打5奪三振無失点とアピールを続け、再び支配下選手となった。
背番号「91」を着けての再スタート。ロッテ佐々木朗希、ヤクルト奥川恭伸、オリックス宮城大弥投手と、球界の将来を担う逸材が揃う高卒3年目組に新たなスター候補が加わった。
(Full-Count編集部)