大谷翔平が勝負決めるチャンス? MLB球宴、延長の代わりに“HRダービー”導入か
新労使協定の基本合意書の中で記載、AP通信が報じる
昨季はエンゼルスの大谷翔平投手も出場したMLBのオールスターゲームから延長がなくなるかもしれない。AP通信の報道によると、新労使協定の基本合意書の中で、“暫定合意”として「もし、オールスターゲームが9回終了時点で同点の場合、2チーム間のホームランダービーによって試合を決める」との記述も。労使双方が受け入れれば、実現する可能性があるという。
AP通信は「HRダービーがオールスターゲームの勝者を決めるかもしれない」との見出しで記事を掲載。もし延長がなくなった場合「ブラディミール・ゲレーロJr.、ショウヘイ・オオタニ、フェルナンド・タティスJr.、ブライス・ハーパーら大砲が勝負を決めるチャンスを得るかもしれない」と展開している。
1933年に第1回が行われたオールスターゲームはこれまで13度延長に突入。直近では2017年と2018年で、両試合とも10イニングまで戦った。お祭り舞台とあって指揮官は9回までにほぼ選手全員を登板させるため、延長になると投手が不足するケースも。
今回の基本合意書の中には、球宴前日に開催されるホームランダービーをどうするかについては記載されていないという。大谷がアーチの数々を放って勝負が決するようなことは実現するのか。今後の展開が注目される。
(Full-Count編集部=AP)