大谷翔平がさらに大きく? 体重変わらずも鍛え上げた肉体「去年の初めよりいい」
キャンプ地で会見、「大きくなった?」と問われると…
エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、キャンプ地の米アリゾナ州テンピで今年初めて報道陣の取材に応じた。大谷は「体の強さは年々上がっている」と、より強くなった体に自信を持っている様子だ。またMLB公式の「CUT4」も公式インスタグラムに大谷の筋骨隆々な写真を投稿し、変化に注目しているようだ。
大谷は報道陣の「体が一回り大きくなったように見えるが」という質問に対し、体重は変わらず102キロを指していることを明らかにしたうえで「毎年改善するところはあると思う。(トレーニングで)上げる重量、体の強さは年々上がっていると思うので。それをしっかりとプレーでつなげて出せるように、キャンプからしたいなと思います」と、進化した体の“扱い”にも自信を見せている。
この体をどう使うのか、報道陣からの「より速いボールを投げる気があるのか」という質問に対しては「スピードもコマンドもいい動きをすれば、必然的に上がっていくものだと思っているので。どっちかを伸ばすとかいうイメージではなくて、どちらも伸ばしていくというか、完成度、再現性高く投げるのがベストかなと思います」と回答。スピードだけを追い求めるのではなく、投球全体の完成度を上げていきたいとしている。
昨季の投手成績は9勝2敗、防御率3.18。勝ち星はチーム最多で、今季は開幕投手の呼び声も高い。大谷は昨年との投球の変化について「去年のはじめよりいい状態で臨めていると思うので。フィジカルを含めて。少し開幕まで急ぎ足、駆け足になると思いますけど、その中でできることをしっかりやりたいと思っています」。期待に応える覚悟も、準備も整っている様子だ。