大谷翔平が初ライブBPで最速158キロ 受けた捕手絶賛「彼に限界はないよ」
強烈ライナーにヒヤリも好捕、打者7人に計33球
エンゼルスの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州テンピで行われているスプリングトレーニングで実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板。打者7人に計33球を投げ、最速98マイル(約158キロ)をマークした。
最初の打者となったウォンへの3球目に投じたスプリットをはじき返され、強烈なピッチャーライナーに。あわやの当たりに周囲も肝を冷やしたが、顔付近で好捕を見せた。カーブ以外の全ての球種を投じ、ボールは5球だった。
長引いたロックアウトの影響で遅れていたスプリングトレーニングは14日(同15日)にスタートしたばかりだが、キャンプ序盤で剛速球を披露。メジャー5年目で初の開幕投手に向けて順調なスタートを切っている。
受けたマックス・スタッシー捕手は、最速158キロに「自分の手で感じたよ。速かった」と感想を語り「球速も出ていたし、変化球も素晴らしかった。全球種でストライクを投げられていたし、彼に限界はないよ」と絶賛。「強度が増していた。彼の球はさらにもっと良くなりそうだ。そう考えると恐ろしいけどね」とさらなる“進化”を予告した。