鷹ガルビスがメジャー仕込みの強肩披露も「あれくらい普通」 千賀も拍手で称える
西川のゴロを三遊間の深いところで捕り、一塁へ矢のような送球
■ソフトバンク 5ー1 広島(オープン戦・18日・PayPayドーム)
ソフトバンクのフレディ・ガルビス内野手がメジャー仕込みの好守を見せた。18日に本拠地PayPayドームで行われた広島戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。初回に三遊間の深いところからの強肩を披露し「あれくらいは普通だよ」と事もなげに振り返っていた。
首の寝違いから復帰したガルビスがいきなり魅せた。初回、先頭の西川が放った打球は三遊間へ。リチャードが伸ばしたグラブは届かず、深く回り込んだガルビスがキャッチ。そこから遠投で一塁へと送球し、悠々のタイミングでアウトにした。これには先発の千賀滉大投手も大きいな拍手を送っていた。
守備で流石の動きを見せると、バットでも待望の安打を放った。2打席連続三振で向けた5回の第3打席。広島先発の大瀬良から右前安打を放ち「オープン戦だけどヒットはヒット。1本打てて良かったよ」。初安打のボールは松田宣浩内野手が大事に確保。受け取ったガルビスは試合後に「マッチ、ナイスガイ!」と大喜びだった。
まだオープン戦は3試合目の出場で調整は続く。「体の状態はいい。まだまだ上がっていくと思うので、開幕までに上げていきたい」とガルビス。新助っ人が開幕に向けた準備を急ピッチで進めていく。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)