計測不能の超スローボールを攻略 強烈ピッチャー返しのDeNA5年目は「天才打者」
大卒5年目のDeNA楠本は伊藤の超スローカーブを粘って中前打、OP戦打率.458
■DeNA 6ー1 日本ハム(オープン戦・18日・札幌ドーム)
日本ハムの伊藤大海投手は18日、DeNAとのオープン戦(札幌ドーム)で先発登板。6回で10安打を浴び、4失点(自責点2)を喫した。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは5回の投球中に見せた“超遅球”に注目。「【なん…だとッ!?】伊藤大海『超スローカーブを投じるも……』メチャ我慢される」と“計測不能”の一投が打ち返される動画を公開した。
注目の投球は5回1死だった。伊藤は楠本を140キロ直球を続けてファウルで追い込むと、3球目には視線を外す超スローカーブを選択。しかし、コースがまずかったか。真ん中付近の投球を中堅へ打ち返された。パ・リーグTVは「北海道日本ハム・伊藤大海が得意の”超スローカーブ”を投じるも、横浜DeNA・楠本泰史に我慢の巧打でセンターへ運ばれ安打を許す……」とコメント欄で紹介した。
多くのファンもこの遅球打ちに反応。「体がのけぞってるのにしっかり待って打ててるの本当すごい。DeNAはいい打者揃ってる」「どっちもさすがプロだなって思った」「紙一重の戦いって感じですな」「これは俺たちの雄洋が認めた天才打者」「全ベイから楠本が天才と言われる所以」などとコメント。オープン戦で打率.458を記録している大卒5年目に賛辞の言葉を送っている。