川崎宗則がメジャー再昇格へ 今年もイチローとの“再会”は実現するか
過去2年は不思議とヤンキース戦直前に昇格、今年も9日からのマーリンズ3連戦の目前にメジャーへ
ブルージェイズの川崎宗則内野手が、今季2度目のメジャー昇格を果たすとMLB公式サイトなど複数の米地元メディアが伝えた。スティーブ・トールソンが15日間の故障者リスト(DL)に入るため、川崎が代わりに合流するという。
ブルージェイズとマイナー契約を結んでいた川崎は、負傷したデボン・トラビスに代わり今月22日に今季初めてメジャー昇格も、主力のホセ・レイエスが怪我から復帰したことにより3日で3Aに降格していた。しかし、ここでメジャー40枠には入っていた。
来月8日(日本時間9日)からは、尊敬するイチロー外野手を要するマーリンズとの3連戦が本拠地ロジャース・センターで組まれている。その直前での昇格となった。
ブルージェイズに所属した過去2年、川崎はメジャー昇格とマイナー降格を繰り返しながら、常に全力プレーを見せ、チームに貢献してきた。3Aバファローでプレーする期間も決して短くなかったが、イチローが所属していたヤンキースとの対戦が迫ると、不思議とメジャー昇格を果たし、グラウンド上で再会を果たしてきた。
2013年には、4月13日にレイエスの負傷に伴い初めてメジャーに昇格。4月23日からのヤンキース4連戦に臨んだ。その後、メジャーとマイナーの行き来を2度繰り返したが、8月14日にはメジャーに「再々昇格」。同20日の敵地ヤンキース戦では、イチローの日米通算4000本安打達成をグラウンド上で見届けている。