鈴木誠也の「空振りを見たことがない」　2三振しても監督は確信「活躍してくれる」

チーム合流から1週間、初のオープン戦では2三振

■ロッキーズ 17ー1 カブス（オープン戦・日本時間26日・メサ）

　広島からポスティングでカブス入りした鈴木誠也外野手は25日（日本時間26日）に行われたロッキーズとのオープン戦で2三振デビューに終わった。デビッド・ロス監督は「彼は活躍してくれる」と実戦の打席に立てたことをまずは評価しているようだ。

　鈴木は昨季も12勝を挙げ、球宴にも出場した右腕マルケスと対戦、2打席とも最後は変化球に手が出ず見逃し三振に倒れた。テレビ中継中にインタビューを受けたロス監督は「彼が打撃練習で、空振りを1度でもしたのを見たことがないと思う。マルケスは球界屈指の球を投げる。彼が今日出場し、打席に立ったことを私は嬉しく思う」とチーム合流から1週間で、実戦の打席に立てたことを重要視しているようだ。

　さらに「彼は活躍してくれると思う。パフォーマンスについてはそこまで心配していない」と続けた。鈴木は初打席の前に「膝が震えるほど」緊張したこと、さらにファウルにしたボールを振り返り「甘いボールが来た時に一発で仕留めること」を課題に挙げている。4月7日（同8日）の開幕まではあと2週間弱。どこまでアジャストすることができるだろうか。

（Full-Count編集部）