「この飛距離は天性そのもの」 美しすぎる特大アーチで示した“本当の清宮幸太郎”
4番で起用した新庄ビッグボスも大喜び、ファン「軽く打ってそうなのに…」
■ソフトバンク 6ー3 日本ハム(26日・PayPayドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手が26日、新庄ビッグボスの4番起用に“一発回答”した。PayPayドームで行われた開幕2戦目のソフトバンク戦。試合は敗れたものの、9回に一矢報いる特大の1号ソロ。見る者を酔わす弾道に、ファンも「これが最も観たかった清宮幸太郎の姿だと思う」「この飛距離は天性そのもの」と脱帽するしかなかった。
たとえ1点しか入らなくても、その放物線はこの上なく美しい。4点を追う9回1死の第4打席だった。ソフトバンクの3番手・藤井が投じたど真ん中の149キロを一閃。高々と舞い上がった打球は、十分すぎる滞空時間を終えて右翼スタンドに着弾。ベンチの新庄ビッグボスは両手を挙げて大喜びだった。
昨季は1軍出場がなく、2020年10月25日の楽天戦以来、実に517日ぶりの感触。重すぎる期待を浴び続けながら迎えたプロ5年目。周囲の雑音を消していくのにふさわしいアーチだった。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルも大注目。ファンからは「軽く打ってそうなのにこの打球はやっぱり逸材なんだと思わされる」「完全にアーチストの弾道なんだよな」などと絶賛コメントが相次いだ。
(Full-Count編集部)