西武新助っ人が交錯で負傷交代のオリ安達を心配 「意図的に傷つけることはしない」
プレーの正当性主張し「アダチが無事で欠場にならないことを願っている」
西武新助っ人のブライアン・オグレディ外野手が、自身のツイッターで27日のオリックス戦(ベルーナドーム)での交錯プレーについて説明した。8回無死一塁から、遊ゴロでの併殺を狙ったオリックスの安達了一内野手と二塁にスライディングした一塁走者のオグレディが交錯し、安達は負傷交代していた。
西武が1点を追う8回、先頭のオグレディは四球で出塁したが、続く中村の打球は遊ゴロになった。遊撃の紅林が二塁の安達に送球し、一塁へと転送しようとしたところでオグレディと交錯。送球は逸れて一塁走者はセーフとなり、オリックスの中嶋監督がリクエストを要求したが、守備妨害にはならなかった。
オグレディは自身のツイッターで「まずアダチが無事で、欠場することにならないことを願っている。私は意図的に選手を傷つけることは断じてしない。フィールドに足を踏み入れたらいつだって私は全力でプレーする。だから挟殺状態になったら、当然ダブルプレーを阻止しようとする」と安達を心配し、スライディングの意図を説明した。
続けて「彼は走路から外れるのではなく、ベースの前、ちょうど私がスライディングしようとしたところに出てきた。完全に合法的なことだった。その送球が高くなったことが私たちのチームの同点、逆転につながった。あの場面ではあれが私の仕事だった。繰り返しになるが、私は彼が欠場することにならないことを心から願っている」とスライディングの正当性も主張している。
オグレディはこの試合で、3打数1安打1打点。打率.455はパ・リーグのトップタイだ。最後には「誰かが私にユニホームを渡すことを止めるまで、私はチームの勝利のために出来る限り全力を尽くす。ベルーナドームでの最初の3試合、私たちは素晴らしかった。またライオンズファンの前でプレーするのが待ちきれない」と投稿を締めた。
(Full-Count編集部)