エ軍新加入25億円右腕、OP戦初登板で4回途中1失点 監督賛辞「見ていて楽しい選手」

アスレチックス戦に先発したエンゼルスのノア・シンダーガード【写真:AP】
アスレチックス戦に先発したエンゼルスのノア・シンダーガード【写真:AP】

球速は「この先どんどん上がってくるだろう」

■エンゼルス 7ー2 アスレチックス(オープン戦・日本時間29日・テンピ)

 昨年オフにFAとなり1年2100万ドル(約25億円)でエンゼルスに新加入したノア・シンダーガード投手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたアスレチックスとのオープン戦に先発。オープン戦初登板は3回2/3を投げ1安打1失点、1四球4奪三振だった。

 試合後は「感触としては本当に良かった。久しぶりに登板して、フォームのことを考えながら、自分の思い通りの球を投げることだけを考えた」と振り返った。ファンの声援を浴び「ダグアウトから出て多くのファンの姿を見たときは、本当にワクワクした。素晴らしい気分だ」と語った。

 メッツ時代に3度の2桁勝利をマークした剛腕は、2020年3月に受けたトミー・ジョン手術からの完全復活を目指す。マドン監督は「本当に良かった。彼は体が大きく強靭な選手だが、全ての球の制球力も素晴らしい。(直球は)完璧だ。チェンジアップもすごく良かった。変化球もグッド。ボールをいいところに投げていた。パワーピッチャーだが、コントロールがよく、見ていて楽しい選手だ」と称えた。

 93~95マイル(約149.7キロ~約152.9キロ)だった球速については「この先どんどん上がってくるだろう。私としては(今日の投球について)うれしく思うことがたくさんあった」と信頼を口にした。

【実際の映像】OP戦初登板で剛腕健在!次々と三振を奪うエ軍新加入のシンダーガード

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