日ハム伊藤大海の“超遅球”が「すげぇ…」 球速差70キロにラオウも待ちきれず
杉本に投じた伊藤のスローカーブはストレートと球速差70キロ…
■オリックス 7ー0 日本ハム(2日・京セラドーム)
2日に京セラドームで行われたオリックス戦で6回2失点と粘投した日本ハムの伊藤大海投手。球界を代表するオリックスの山本由伸投手との投げ合いに敗れて敗戦投手となったものの、この試合で投じた“超遅球”は「すげぇ…」とファンの度肝を抜いた。
この1球が投じられたのは4回、無死走者なしで迎えた杉本の打席だった。2ストライクと追い込むと、伊藤が投じたのが82キロのスローカーブ。あまりの遅さに、杉本も待ち切ることができず、引っ掛けて遊ゴロに倒れた。
ストレートと実に70キロほどの球速差がある、この山なりのスローカーブ。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも「伊藤大海『82キロ超スローカーブ』でラオウ斬り」と注目し、動画を公開すると、ファンからは「この球をちゃんと構えたところに投げられるのがすごい」「これだけ腕が振れてこのカーブはえぐい」「まるでダルのようなスローカーブ」「ちゃんと腕振れてこのコントロールであの遅さはもうすげぇとしか言えない」と絶賛の嵐だった。