大谷翔平、初回から全開の1奪三振無失点 開幕投手で初球に160.6キロを記録
史上初めて「1番・投手兼DH」で出場、初回からフルスロットル
■エンゼルス ー アストロズ(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたアストロズとの開幕戦に「1番・投手兼DH」で出場。初回に160キロ超えを記録するなど全開で、1安打1奪三振無失点で立ち上がった。
先頭の初球はひっかけ気味になったが160.6キロを記録。アルトゥーベを追い込んだ後に落ちる変化球で見逃し三振に。続くブラントリーに左前打を許したが、ブレグマンを遊ゴロに。アルバレスは四球で歩かし2死一、二塁を招いたが、後続を一飛にしとめて事なきを得た。
開幕戦での「1番・投手」は史上初。球団によると、レッドソックスのメル・パーネルが1952年開幕戦で「7番・投手」に入ったが、先発投手が6番より前に入ったことはないという。大谷は「楽しみですし、まずは万全な状態で出ていけるように集中していきたいなと思います」と意気込みを語っていた。