大谷翔平、開幕戦での奪三振ショーに敵将は脱帽 「スライダーがえげつない」
初の開幕投手で5回途中1失点9奪三振の快投、アストロズのベイカー監督も称える
■アストロズ 3ー1 エンゼルス(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのアストロズとの開幕戦で「1番・投手兼DH」で出場。初の開幕投手では5回途中9奪三振4安打1失点の好投も、打線の援護がなく今季黒星を喫した。それでも敵将のダスティ・ベイカー監督は「スライダーがえげつない、素晴らしい球を投げていた」と賛辞を送っていた。
大谷は2回1死から4者連続三振を奪うなど、序盤からエンジン全開。3回は2死二塁からブレグマンに左前適時打を浴びたが、失点はその1点のみ。4回は3者連続三振に仕留めるなど4回2/3、9奪三振の力投を見せた。
大谷が降板後、アストロズ打線は8回にブレグマン、アルバレスのソロが飛び出し3-1で勝利。接戦をものにしたベイカー監督は試合後に「オオタニは素晴らしかった。97~99マイルの球を投げ、コントロールは前回対戦した時を上回っていた」と、“投手・大谷”を高く評価。
アストロズは切り込み隊長のアルトゥーベが3打席連続三振に抑えられるなど、大谷からは1点を取るのがやっとだった。投球全体を振り返っても「スライダーがえげつない。素晴らしい球を投げていた」と称えていた。