鈴木誠也は「成功を掴むだろう」 完璧1号3ランに敵将も脱帽「いい選手だ」
初回の第1打席で好投手ペラルタから3ラン、3連戦で打率.375、6打点と好発進
■ブルワーズ 5ー4 カブス(日本時間11日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手は10日(日本時間11日)、開幕3戦目の本拠地・ブルワーズ戦で、初回にメジャー1号となる3ランを放った。試合後にはブルワーズのクレイグ・カウンセル監督も「いい選手だ」と称賛している。MLB公式でブルワーズ番記者を務めるアダム・マカルビー氏が伝えている。
昨季の球宴にも出場したフレディ・ペラルタからの一発だった。初回2死一、二塁の第1打席でスライダーをとらえると、打球は鮮やかな放物線を描いて左中間スタンドに着弾。メジャー10打席目での初アーチは、打球速度110.9マイル(約178キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快弾だった。
この試合には敗れたが、開幕3連戦では打率.375、1本塁打、6打点、OPS1.288と好スタート。バーンズ、ウッドラフ、ペラルタとメジャー最強の先発3人衆にも屈せず、2勝1敗のカード勝ち越しに貢献した。試合後に敵将は「あのリーグで活躍した選手はこちらに来ても成功を掴むだろう」と日本のプロ野球のレベルの高さにも言及している。
一方で「我々にとっても彼にとっても、まさに手探りの期間。次に対戦するときには、情報も更に集まっているだろう」とニヤリ。同じナ・リーグ中地区で優勝候補筆頭との声も多いブルワーズとは、今後も名勝負を繰り広げていきそうだ。
(Full-Count編集部)