鈴木誠也、2打席連発は「素直にうれしい」 4戦3発にも「今の結果はどうでもいい」
デビューから4試合で打率.417、OPS1.696、長打率1.167
■カブス 2ー1 パイレーツ(日本時間13日・ピッツバーグ)
カブスの鈴木誠也外野手が12日(日本時間13日)、敵地で行われたパイレーツ戦で2打席連続アーチを放った。チームの全2打点をたたき出し、2-1での勝利に導き「素直にうれしい」と振り返った。
デビューから4試合で12打数5安打、打率.417、OPS1.696、長打率1.167とメジャー屈指の打撃成績。首脳陣も高い評価を与えているが「まだ4試合なので、あと150試合以上あるので。まだ今の結果というのはどうでも良くて、とにかくチームに求められているものであったり、そういうのを出していければいい。結果は最後付いてくるものだと思うので、今は色んなピッチャーに立って、しっかりその日その日、1打席1打席を大切にやりたいと思います」と浮かれることはなかった。
鈴木はこの日「5番・右翼」で先発出場。2回無死一塁の第1打席は右飛に倒れたが、そこから本領を発揮した。5回の第2打席、メジャー通算83勝左腕・キンタナの高めの球を右中間スタンドまで運ぶ先制の2号ソロを放つと、7回の第3打席、左腕バンダの変化球を今度は引っ張って左翼席へと3号ソロを叩き込んだ。9回の第4打席は空振り三振に倒れたが、メジャートップタイの3本塁打と8打点と、この時点で“2冠”に立った。
試合前には相手の「4番・一塁」で出場したパイレーツの筒香嘉智内野手と再会。侍ジャパンでともに戦った仲で「ずっと日本の時から憧れている先輩ですし、色々お話も、こっち来る前に聞かせてもらっていた。こっちで会えて凄くうれしかったですし、お互いに、僕も筒香さんの活躍を見ながら刺激されながらやってきていたので、こういう場所で一緒にできるのを嬉しく思います」と喜んだ。
(Full-Count編集部)