鈴木誠也は「とにかく打てる」 メジャー初2打席連発に“代理監督”も絶賛の嵐

パイレーツ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】
パイレーツ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

グリーンコーチが分析する好調の要因は「狙いを絞れている」

■カブス 2ー1 パイレーツ(日本時間13日・ピッツバーグ)

 カブスの鈴木誠也外野手が12日(日本時間13日)、敵地でのパイレーツ戦でメジャー初の2打席連続アーチを放った。「5番・右翼」で先発出場すると、5回、7回と立て続けにアーチ。この日のカブスの全得点を1人で叩き出し、アンディ・グリーンベンチコーチは「彼は本当に打てる」と絶賛した。

 2回無死一塁で迎えた第1打席は右飛に倒れた鈴木だったが、5回の第2打席で右中間スタンドへ先制の2号ソロ。メジャー4戦目で初の2戦連発とすると、さらに7回無死の第3打席では左翼スタンドへ2打席連発となる3号ソロ。鈴木が挙げた2打点でカブスは2-1で勝利した。

 この日、先日のブルワーズ戦での危険球の影響でベンチ入りできなかったデビッド・ロス監督に代わり、指揮を執ったグリーンベンチコーチもこの日の鈴木の活躍を称賛。「見ていて楽しい。とにかく打てる。それを確認するのに時間はかかっていない。ここは本当に過酷なリーグで、彼に対して相手選手たちは適応してくるだろう。しかし、彼ならその状況に対してもすぐさま適応できると、既に示している」と絶大な信頼感を口にしていた。

 まだ、開幕直後からメジャーに適応できている要因として「彼はいい選手だからね。シーズンが始まってからというもの、ストライクゾーンを見事に使えている。狙いをストライクゾーンの中の球に絞れているし、(打者目線で)狙い球をしっかり振れている」と分析していた。

(Full-Count編集部)

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