曲がり幅50cmは「常軌を逸している」 打者腰砕け“魔球”は「ただただエグすぎる」
ヤンキースの左腕・リットキーがスライダー3連発で3球三振を奪った
■ヤンキース 3ー0 ブルージェイズ(日本時間15日・ニューヨーク)
ヤンキースの左腕ルーカス・リットキー投手が14日(日本時間15日)、本拠地でのブルージェイズ戦に2番手で登板。左打者を相手に腰を引かせたり砕けさせたり、3球連続で凄まじい変化量のスライダーを投じて三振を奪った。ファンは「現実に見えない」「アート」と驚きの声を上げている。
リットキーは2点リードの6回に登板。1死で迎えたライメル・タピアの打席で“魔球”スライダーを3球連続で投じた。1球目は内角ボールゾーンからストライクゾーンに入る軌道。タピアは腰を引いて見逃している。2球目と3球目は外角ボールゾーンに逃げる軌道でいずれも腰砕けの状態で空振りしている。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がツイッターに動画を投稿すると、ファンも驚嘆。「見逃しの1球は常軌を逸している」「ただただエグすぎる」「タピアがボールを怖がっている」「1球目は違法であるべき」「こんなことされたら、僕は二度と野球をやらないだろう」とコメントしている。フリードマン氏の別のツイートによると、3球の曲がり幅は22インチ(約55.9センチ)、20インチ(約50.8センチ)、23インチ(約58.4センチ)だったという。