大谷翔平、感情的な“豪快バット投げ”に実況注目 苦しみ解き放ったド派手2号
初回に“プレーボール弾”→5回の2号2ランは打った瞬間の174キロ弾
■エンゼルス 9ー6 レンジャーズ(日本時間16日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、敵地でのレンジャーズ戦で、今季初本塁打を含む1試合2発と大暴れした。初回に待望の1号プレーボール弾を放ったかと思えば、5回には特大の2号2ラン。珍しく派手にバットを投げ放った姿に、中継した「バリースポーツ・ウエスト」の実況も「バットフリップですね、ハハハハ」と注目した。
今季1号は滞空時間が6.7秒にも及ぶ大アーチ。そして2号は、打った瞬間に誰もが本塁打と分かる超豪快弾だった。打球速度108マイル(約174キロ)、飛距離415フィート(126メートル)。開幕から30打席ノーアーチの鬱憤を晴らすかのように、バットを豪快に放り投げてダイヤモンドを回った。
現地解説も「ワォ、ショウヘイ! オオタニ、スゴイ! マルチHRはキャリア7度目。『よっしゃ、戻ってきたぜ!』的な感じですね」大興奮。ベンチに戻った大谷に、実況は「ハハハハ、カウボーイハットをかぶってますね」と伝えた。MVPがようやく本領発揮。昨季は勝負を避けられることも多かったが、「トラウトとレンドンが健康な状態でいますからね。昨年のように、彼との対戦を避けることは誰もできません」と量産に期待していた。