鈴木誠也に沸き起こる“3番待望論” 通算2011安打の大物OB「私が保証する」
通算234HRのゲイリー・マシューズ氏「逆方向にも引っ張ることもできる」
■ロッキーズ 9ー6 カブス(日本時間17日・コロラド)
カブスの鈴木誠也外野手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたロッキーズ戦に「6番・右翼」で出場して3打数2安打2得点1四球。先発出場した試合では開幕から7戦連続安打となり、打率.409(22打数9安打)、OPS1.442とした。カブスの地元放送局の番組では球団OBらが鈴木を絶賛。「3番にいるべき」と推奨している。
とどまるところを知らない鈴木誠也の打棒。2戦ぶりに先発したこの日は第1打席で中堅フェンス直撃の二塁打、第4打席で遊撃内野安打を放った。カブスの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」による試合後の番組では、鈴木の活躍が話題になった。
司会のコール・ライト氏が「この男はアンビリーバブル」と振ると、メジャー通算682試合出場、584安打のライアン・スウィーニー氏が同調。「ボール球を振らない」と優れた選球眼を絶賛し、「彼は感銘を与え続けている。現在は6番だが、彼のプレッシャーを減らすためのものだと思っています。3番にいるべきです。試合終盤の大事な場面で打席に入ってもらわないといけない存在です」と強調した。
さらにライト氏が「彼は今、下位打線にいますが、この状況はそれほど長くは続かないでしょう」と話すと、通算2011安打&234本塁打のゲイリー・マシューズ氏も選球眼を称賛した上で次のように述べた。「集中して自分のやるべきことができている。逆方向にも、引っ張ることもできます。遅かれ早かれ3番を打つことができるでしょう。私が保証します」。“3番待望論”が沸き起こってきた。
(Full-Count編集部)